鍍金銀製プレート(皿)

ポルトガル、17世紀(バロック時代) 寸法:直径 35cm、重量 445g

この17世紀ポルトガル製の銀製プレートは、当時のバロック美術の豊かな装飾性を今に伝える豪華な作品です。表面は鍍金が施されており、アカンサスの葉や渦巻き模様といった典型的なバロック装飾が見られます。さらに、レリーフと打ち出し技法で細やかに描かれた花々や軽やかな鳥のモチーフは、18世紀に向かう中で生まれたロココ様式の先駆けともいえる繊細さを湛えています。 直径35cmという堂々たるサイズは、このプレートが単なる実用品ではなく、当時の豊かさと芸術性を象徴する装飾品であったことを示しています。まさに17世紀ポルトガルの贅沢と洗練を体現する一品です。