鍍金銀製「パイナップル」杯および蓋

ドイツ・アウクスブルク、1645年

寸法:高さ27.3cm 

本作は、1645年にアウクスブルクで製作された鍍金銀製の「パイナップル」型ゴブレットです。蓋は取り外し可能で、頂部には両手を腰に当てた人物像が立っています。その下には天使の翼を思わせる装飾が施されています。 ゴブレットの茎部には、パイナップルを模した杯が配置され、そこにはバロック様式特有の華やかで曲線的なモチーフが刻まれています。台座は簡素ながらも優美で、花のような装飾が施されています。 本作品には複数の刻印があり、上部と下部にそれぞれ確認できます。最初の刻印は1645年のアウクスブルク製を示すもので、次に1806〜1807年頃のブルノの印、さらに1804〜1810年の免税印が刻まれています。