鍍金銀製「葡萄」杯および蓋

ドイツ・ニュルンベルク、17世紀

寸法:高さ38.5cm

本作は、ニュルンベルクのホールマークが刻まれた鍍金銀製の葡萄型ゴブレットです。高さ38.5cmの大ぶりな作品で、上部は取り外し可能となっており、濃い色調の花模様のレース装飾があしらわれています。 葡萄の茎と、斧を持つ人物のモチーフは、旧約聖書に登場する逸話に基づいています。モーセがカナンの地に斥候を送り、そこで見つけた葡萄の茎はあまりにも太く大きかったため、斧を使って切り取る必要があったと伝えられています。 器の下部には、上部と呼応する金属製の渦巻模様が続いており、基部には大きな葡萄の蔓が装飾されています。